TSUMUGIのこと、日々のこと

TSUMUGIのことや日々考えたことなどについて
深谷が書きます。


 

遥かな旅

 
 
新年あけましておめでとうございます。

もうきっと何年もこうだったのだろうけど、今年も、どんな一年になるのか、いつどこで何をして生きていくのかが全く見えていません。そんな風に行く先が見えないこと、見通しが立たないことは、目標志向型のわたしにとってしんどいことだなあと思います。

昨年は転職活動に始まり、リクルート各社にことごとくお祈りされてからの社会起業塾への応募、ツムギに関わっていただきたい方へ会うために京都・大阪を訪れその方の言葉に鱗を落とし、深圳を訪れて中国のゴッホこと趙小勇さんの企画開始、社会起業塾も通らずでも面談をしていただき、そこから読み物コンテンツボランティアさんへの依頼をスタート、バングラを訪れてアイリンさんとビラジュダダと企画をスタート、野田さんとさくらさんと企画をスタート。
その中で、見田宗介さんの「現代社会はどこに向かうか―高原の見晴らしを切り開くこと」を読み、ツムギの思想は「途上国と先進国の人々を、その関係を越えたよりポジティブな関係でつなぐ」から「わたしたちの生き方を変えることで、途上国と先進国という関係のない世界を目指す」へと変化。

そんな一年でした。
ずっと「どうしたらいいんだろう」と考えバタバタしていたし、今も同じです。

今年一つ確実なのは、昨年変化したツムギの思想を実際へ反映させること。
ツムギは、ライフスタイルマガジンへと変化します。それは、目指すものは変わらないけれど、今までとは正反対のところからそこを目指すようなことです。

思いはまとまりその風景も見えているけれど、戦略的な意味でどう実現するのかがまだ分かっていない。そのうえ、お金もない。よって「とりあえずやってみる」という十八番が封じられていて、それに苦しさを感じています。
 
もう一つ。
昨年末に「台湾的日々漢方」のエリさんにお声がけいただき、エリさんの起ち上げた「DAYLILY」のブランドサイトで公開するコンテンツの編集のお手伝いをすることになりました。
転職活動をしていた時に欲しくてしょうがなかった機会をいただけたなあと思っています。時間のやりくりが大変だし、始まったばかりだから戸惑ってばかりだし、力がなくてツライのですが、一生懸命やります。
 
今年一年も、きっとその場その場で考えてバタバタするけれど、関わってくださるみなさんのご厚意や思いを踏みにじるようなことだけはしないよう。今はそれだけを思っています。
 
今年もどうぞ、よろしくお願いいたします。
 
深谷千尋